院長ブログ
2014年9月29日 月曜日
80代からの挑戦ー人生のエベレストー
80歳でエベレスト登頂に成功された三浦雄一郎先生のご講演がありました。
日本Men's Health医学会の特別公演です。
三浦雄一郎先生は、プロスキーヤー、冒険家として世界的に有名ですが、
クラーク記念国際高等学校の校長としてもご活躍されています。
三浦雄一郎先生は、若い頃にプロスキーヤーとして数々の記録を打ち立てただけでなく、70歳を超えて、70歳、75歳、80歳と3回もエベレスト登頂に成功されました。
今回は、80歳エベレスト登頂にまつわる秘話を聞くことができました。
先生は、75歳登頂の翌年に骨盤と大腿骨を骨折するという大怪我を負われ、
80歳登頂の直前には2度にわたる不整脈のカテーテル治療を受けられました。
その結果、登頂に必要な体力を作る十分なトレーニングができませんでした。
骨折や心疾患のあとの筋力や体力の衰えは容易に想像がつきます。
普通の人ならここで心が折れてしまうところですが、
先生は、エベレスト登頂の夢を実現させるためにあらゆる努力を試みられました。
そして三浦先生を救ったのは、白澤卓二先生、日本Men's Health 医学会理事長の熊本悦明先生を始めとした抗加齢医学の専門家による医療スタッフでした。
熊本先生の指示により、2週間に1回テストステロン注射が開始されました。
エベレスト登山中も同行の医師によりテストステロン注射をされたとのことです。
テストステロン注射だけでなく、DHEAの内服も併用されました。
そうすると、筋力、体力だけでなく、頑張る気持ちも回復し、
むしろ十分なトレーニングをしていた時より体力が改善していたとのことでした。
三浦雄一郎先生は、標高8000mでのお茶会も実現されました。
50℃で水が沸騰し、酸素マスクを外すと酸素飽和度が35%に低下する
人類史上最高峰でのお茶会です。
あの時のお茶と羊羹のおいしさは、一生忘れられないとおっしゃっていました。
三浦雄一郎先生の挑戦の原動力は、飽くなき好奇心と夢を追い続ける心です。
85歳の挑戦、90歳の挑戦に向けて、すでに動き始めておられるようです。
いくつになっても、目標や生きがいを持ち、元気に明るく生きる姿勢が大切だということを改めて教えられました。
あなたにとって「人生のエベレスト」は何ですか?
日本Men's Health医学会の特別公演です。
三浦雄一郎先生は、プロスキーヤー、冒険家として世界的に有名ですが、
クラーク記念国際高等学校の校長としてもご活躍されています。
三浦雄一郎先生は、若い頃にプロスキーヤーとして数々の記録を打ち立てただけでなく、70歳を超えて、70歳、75歳、80歳と3回もエベレスト登頂に成功されました。
今回は、80歳エベレスト登頂にまつわる秘話を聞くことができました。
先生は、75歳登頂の翌年に骨盤と大腿骨を骨折するという大怪我を負われ、
80歳登頂の直前には2度にわたる不整脈のカテーテル治療を受けられました。
その結果、登頂に必要な体力を作る十分なトレーニングができませんでした。
骨折や心疾患のあとの筋力や体力の衰えは容易に想像がつきます。
普通の人ならここで心が折れてしまうところですが、
先生は、エベレスト登頂の夢を実現させるためにあらゆる努力を試みられました。
そして三浦先生を救ったのは、白澤卓二先生、日本Men's Health 医学会理事長の熊本悦明先生を始めとした抗加齢医学の専門家による医療スタッフでした。
熊本先生の指示により、2週間に1回テストステロン注射が開始されました。
エベレスト登山中も同行の医師によりテストステロン注射をされたとのことです。
テストステロン注射だけでなく、DHEAの内服も併用されました。
そうすると、筋力、体力だけでなく、頑張る気持ちも回復し、
むしろ十分なトレーニングをしていた時より体力が改善していたとのことでした。
三浦雄一郎先生は、標高8000mでのお茶会も実現されました。
50℃で水が沸騰し、酸素マスクを外すと酸素飽和度が35%に低下する
人類史上最高峰でのお茶会です。
あの時のお茶と羊羹のおいしさは、一生忘れられないとおっしゃっていました。
三浦雄一郎先生の挑戦の原動力は、飽くなき好奇心と夢を追い続ける心です。
85歳の挑戦、90歳の挑戦に向けて、すでに動き始めておられるようです。
いくつになっても、目標や生きがいを持ち、元気に明るく生きる姿勢が大切だということを改めて教えられました。
あなたにとって「人生のエベレスト」は何ですか?