院長ブログ
2014年2月17日 月曜日
自分自身の乳酸菌を育てて腸を健康に
福岡で藤田紘一郎先生の講演がありました。
日本で初めて国産ヨーグルトの製造販売を開始し、豆乳由来の乳酸菌生成エキスを販売しているB&S社の100周年記念講演会でした。
藤田先生は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学がご専門ですが、
最近では、腸に関する一般向けの書物をたくさん書いておられ、
著書のタイトル「脳はバカ、腸はかしこい」は、流行語にもなっています。
藤田先生のご講演をお聞きするのは初めてでしたが、話の面白さ、うまさに驚かされました。へたな落語を聞くより面白く、とても楽しいご講演でした。
腸は消化吸収の役目をするだけでなく、免疫や、脳内伝達物質の生成、ビタミンの生成にもかかわっています。
腸の機能が衰えると、免疫力が低下し、がんやアレルギーの原因になります。
腸の機能が衰えると、脳の健康を保つセロトニンやビタミンの合成がうまくいかず、うつ病や疲労の原因にもなります。
腸の機能に影響を与えるのは、腸内細菌です。
腸内細菌は、善玉菌と、悪玉菌と、善玉にも悪玉にもなりうる日和見菌に分けられます。
ストレスを減らし、善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を十分に摂り、善玉菌を増やすような生活が大切です。
善玉菌である腸内の乳酸菌は個人個人で異なり、生まれた直後に腸に定着した同じ乳酸菌が、死ぬまで生き続けています。
したがって、外から乳酸菌を入れるのではなく、自分自身の「マイ乳酸菌」を増やすことが大切だとのお話でした。
乳酸菌生成エキスなどの菌体成分は、プロバイオティクス(生きた乳酸菌)とは異なり、「マイ乳酸菌」を増やす作用があるため、東京大学名誉教授の光岡知足名誉教授は、バイオジェニックスと定義しようと提唱されています。
九大第一内科の大先輩である藤野武彦名誉教授をはじめとして、多くの先生により乳酸菌生成エキスの研究が進められています。
当院でも乳酸菌生成エキスを扱っています。
腸を元気にして免疫力を高め、元気な毎日を送りましょう。
日本で初めて国産ヨーグルトの製造販売を開始し、豆乳由来の乳酸菌生成エキスを販売しているB&S社の100周年記念講演会でした。
藤田先生は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学がご専門ですが、
最近では、腸に関する一般向けの書物をたくさん書いておられ、
著書のタイトル「脳はバカ、腸はかしこい」は、流行語にもなっています。
藤田先生のご講演をお聞きするのは初めてでしたが、話の面白さ、うまさに驚かされました。へたな落語を聞くより面白く、とても楽しいご講演でした。
腸は消化吸収の役目をするだけでなく、免疫や、脳内伝達物質の生成、ビタミンの生成にもかかわっています。
腸の機能が衰えると、免疫力が低下し、がんやアレルギーの原因になります。
腸の機能が衰えると、脳の健康を保つセロトニンやビタミンの合成がうまくいかず、うつ病や疲労の原因にもなります。
腸の機能に影響を与えるのは、腸内細菌です。
腸内細菌は、善玉菌と、悪玉菌と、善玉にも悪玉にもなりうる日和見菌に分けられます。
ストレスを減らし、善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を十分に摂り、善玉菌を増やすような生活が大切です。
善玉菌である腸内の乳酸菌は個人個人で異なり、生まれた直後に腸に定着した同じ乳酸菌が、死ぬまで生き続けています。
したがって、外から乳酸菌を入れるのではなく、自分自身の「マイ乳酸菌」を増やすことが大切だとのお話でした。
乳酸菌生成エキスなどの菌体成分は、プロバイオティクス(生きた乳酸菌)とは異なり、「マイ乳酸菌」を増やす作用があるため、東京大学名誉教授の光岡知足名誉教授は、バイオジェニックスと定義しようと提唱されています。
九大第一内科の大先輩である藤野武彦名誉教授をはじめとして、多くの先生により乳酸菌生成エキスの研究が進められています。
当院でも乳酸菌生成エキスを扱っています。
腸を元気にして免疫力を高め、元気な毎日を送りましょう。