院長ブログ
2012年10月30日 火曜日
ビタミンD3と乳酸菌でインフルエンザの予防を
11月に入って急に寒くなり,インフルエンザ流行の季節が近づいてきたことが実感させられますが、インフルエンザの予防に効果があるサプリメントをご存じでしょうか?
アンチエイジングの世界で注目を集めているビタミンDですが、2010年に、ビタミンDがインフルエンザの予防に効果があるという論文が発表されました。インフルエンザの流行時期に、ビタミンD3を1200単位投与した生徒と投与しなかった生徒(偽薬を投与)を比較すると、ビタミンD3を投与しなかった生徒の18.6%(31/167)がインフルエンザにかかったのに対し、ビタミンD3を投与した群の罹患率は10.8%(18/167)で、ビタミンD3投与群のインフルエンザ罹患率は統計学的に有意に低かったというものです。
もう一つは、佐賀県有田町で実施された研究で、保育園、幼稚園、小中学校の生徒および職員(16校2468名)に、2010年9月から1073R-1乳酸菌を使用したヨーグルトを摂り続けてもらったところ、2010年12月24日までに、佐賀県内で16件の学級閉鎖が発生したのに対し、有田町では小学生3名と中学生2名がインフルエンザに感染しただけで、学級閉鎖はゼロだったというものです。腸内細菌は免疫に関与しており,乳酸菌の作用により腸内細菌が増えると、ウイルスを殺す働きのあるNK細胞が活性化するためと考えられています。
受験や大切な仕事などで絶対にインフルエンザにかかれない方は、ビタミンD3と乳酸菌(腸の免疫を高めるプロバイオティクス)を試されてはいかがでしょうか?もちろん、ウイルスに負けない免疫力をつけるには、栄養、休養、運動、ごきげんが基本で、ワクチンが有効なのは、言うまでもありません。
アンチエイジングの世界で注目を集めているビタミンDですが、2010年に、ビタミンDがインフルエンザの予防に効果があるという論文が発表されました。インフルエンザの流行時期に、ビタミンD3を1200単位投与した生徒と投与しなかった生徒(偽薬を投与)を比較すると、ビタミンD3を投与しなかった生徒の18.6%(31/167)がインフルエンザにかかったのに対し、ビタミンD3を投与した群の罹患率は10.8%(18/167)で、ビタミンD3投与群のインフルエンザ罹患率は統計学的に有意に低かったというものです。
もう一つは、佐賀県有田町で実施された研究で、保育園、幼稚園、小中学校の生徒および職員(16校2468名)に、2010年9月から1073R-1乳酸菌を使用したヨーグルトを摂り続けてもらったところ、2010年12月24日までに、佐賀県内で16件の学級閉鎖が発生したのに対し、有田町では小学生3名と中学生2名がインフルエンザに感染しただけで、学級閉鎖はゼロだったというものです。腸内細菌は免疫に関与しており,乳酸菌の作用により腸内細菌が増えると、ウイルスを殺す働きのあるNK細胞が活性化するためと考えられています。
受験や大切な仕事などで絶対にインフルエンザにかかれない方は、ビタミンD3と乳酸菌(腸の免疫を高めるプロバイオティクス)を試されてはいかがでしょうか?もちろん、ウイルスに負けない免疫力をつけるには、栄養、休養、運動、ごきげんが基本で、ワクチンが有効なのは、言うまでもありません。